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相続人の兄弟仲が悪い事例・遺留分に対し特別受益で対応した遺言

80歳代のAさんには、2人の息子がいます。妻は既に死亡しています。2人の息子はいずれも結婚し家庭を持っていますが、長男のBさんはAさん名義の自宅にAさんと同居し、Bさん家族がAさんの面倒を見ています。一方、二男のCさんは関東方面の企業に就職し、そのまま関東のある県に自宅を建てて住み着いています。今後、Cさんが地元に帰ることはないようです。なお、Aさんは、Cさんの自宅建築資金としてまとまった金額を貸
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子のない40歳代の夫婦 2人同時に遺言作成(清算型遺贈は可能?)

Sさんご夫婦は、40歳代の子どものないカップルです。 子どもがいないので、ご夫婦のいずれかが亡くなったときは、相手方と兄弟姉妹が相続人になります。Sさんご夫婦は、万が一の時には相手方に確実に財産を渡したいと考え、遺言の相談に来られました。 Sさんご夫婦としては、夫婦の一方が死亡したときは、全ての財産を相手方に相続させるという内容の遺言にすることで考えは決まっていました。Sさんご夫婦は、それに加
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相続人の中にトラブルをおこしそうな人がいる場合の遺言

Tさんは、高齢の男性です。Tさんの妻は先に亡くなっており、相続人としては、長男Aさんと長女Bさんの2人の子どもがいます。Tさんは、自分のほとんどの財産を日頃面倒を見てくれている長男のAさんに相続させたいと考えています。一方、長女のBさんは結婚して家を出ていますが、その夫がいろいろとトラブルをおこしている人物だと言うことを伝え聞いており、Tさんの相続の際にBさんに代わって口出しをしてもめ事にならない
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長い間内縁関係にあった妻への遺言

高齢の男性Jさんは、最近医者から重い病気にかかっていることを告げられ、自分の余命のことを真剣に考え始めました。Jさんには2人の子どもがいますが、子どもがまだ小さいときに離婚し、子どもは妻が引き取ったため、子どもとの関係は疎遠です。Jさんには、現在、20年ほど連れ添った内縁関係の妻がおり、今まで籍を入れないまま生活を共にしてきました。内縁の妻との間には、子どもはいません。Jさんは、病気が進行して身体
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会社経営者の遺言の作成から遺言執行まで行った事例

Aさんは中小企業の経営者です。Aさんは自分の代で会社をおこしましたが、そろそろ引退も考えなければならない年齢になってきました。そのようなおり、健康診断で癌が見つかり、事業の引継のことを真剣に考え始めました。Aさんは、スムーズに事業を承継し相続で問題が起こらないようにするために遺言を作成したいと考え、当事務所に相談に来られました。当事務所からの提案&お手伝い私は、まず、Aさんに病気のことや家族関係を
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家業を継いだ長男とその妻に配慮した遺言

Aさんは、家業を継いで地元で商売をしています。 Aさんは三人兄弟で、弟のBさんとCさんは、独立して家族を持ち関東方面で生活しています。 Aさんの父Xさんはすでに亡くなり、その時は、自宅や商売に必要な不動産や預貯金はXさんの妻Yさんが相続し、その他の賃貸アパートなどの財産は、子ども三人で分けました。今回は、母Yさんの遺言の相談です。Yさんは、自宅や商売用の不動産を含め、財産は全て家業を継いで家を守っ
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子のいないご夫婦 病院での自筆証書遺言の作成

夫Aさんと妻Bさんは、子どものいない高齢のご夫婦です。ご夫婦の相談を受けている福祉関係の方から、私のところへ電話が入りました。「Aさんの病気が悪く医師から余命を宣告されたので、ご本人は遺言を書いておきたいと言っている。ご夫婦の自宅に来て相談に乗ってもらえないだろうか。」 そこで、ご自宅を訪問する日時を決めました。ところが前日になって、福祉関係の方から「Aさんの容態が悪化し急遽入院することになったの
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